福田富一知事は15日、性的少数者カップルに公的な証明書を発行する「パートナーシップ宣誓制度」を、今秋に導入する考えを表明した。記者会見で「政治思想に関わらず、誰もが自分らしく生きられる社会づくりに取り組む」と述べた。今後、市町に協力を求める。
制度導入によって、パートナー同士の公営住宅入居▽病院でのパートナーとの面会▽「結婚応援カード」の利用――ができると説明する。結婚応援カードは茨城、群馬両県との間で2020年11月に共通化したが、栃木のみが同性カップルを除外している。
福田知事は昨年1月の会見で、制度導入に前向きな姿勢を示した。県議会の超党派議員も、性の多様性への理解を促進する条例案の昨年12月の成立をめざしたが、自民内がまとまらず提案が先送りされた。
福田知事は「生きづらさを少…
性的少数者カップルに公的証明書を発行 栃木県が秋に制度導入へ - 朝日新聞デジタル
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