[東京 29日 ロイター] - 野村ホールディングスは29日、米国の子会社と取引先との間で多額の損害が発生し得る事象が起きたと発表した。損害見込み額は精査中。この取引先に対する請求額は、3月26日時点の市場価格に基づく試算で約20億ドルあるという。
23日に条件を決定した米ドル建ての普通社債32億5000万ドルは、業績に影響を与えかねない事象が起きたため見送ることを決めた。
野村HDは、米国子会社を含めた業務遂行や財務健全性への問題はないとしている。
同社の広報担当者は「現時点で、リリース以上のことはコメントできない。業績への影響も含めた詳細については、判明次第、速やかに公表する」と述べた。
*見出しにあった余分な文字を削除しました。
-野村HD、米国で多額の損害の可能性 社債発行は見送り - ロイター (Reuters Japan)
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