2021年4月30日(金)
自然災害への備え網羅、防災ハンドブック発行 茨城新聞社と茨城放送
- 茨城新聞社と茨城放送が共同発行した「いばらき防災ハンドブック2021」
茨城新聞社(本社水戸市、沼田安広社長)と茨城放送(同、阿部重典社長)は共同で「いばらき防災ハンドブック2021」を発行した。10年前の東日本大震災や近年相次ぐ大規模な自然災害の教訓を踏まえ、次なる災害への備えに役立つ内容を網羅。今後県教委などを通じて県内の小学5、6年生全員に寄贈し、防災教育などに役立ててもらう。
ハンドブックはA5判48ページ、フルカラー。非売品。地震、風水害、原子力災害各編はそれぞれの特徴や備えをイラスト付きで解説し、小学生らが活用しやすいよう、漢字には振り仮名を付けている。茨城県に関係する主な災害や感染症の歴史を年表にまとめ、学識経験者による防災対談も盛り込んだ。また、災害医療や保険、被災者生活再建支援制度、防災士や防災ボランティア、災害時のラジオの活用など防災全般に触れている。
茨城新聞社は今年7月の創刊130周年に向け、記念事業の「いばらき防災キャンペーン2021」を展開している。茨城放送は東日本大震災をきっかけに「防災ステーション宣言」を制定し、毎月11日に「防災キャンペーン」を繰り広げている。ハンドブックは県内小学5、6年生のほか、県や市町村、関係企業・団体などに配布を予定している。
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