2021年6月15日 6:00 443
今回「世にも奇妙な物語」で展開されるのは4つの奇妙なエピソード。番組初出演の又吉は、その中の「成る」と題した作品にプロ棋士の主人公・岩屋賢太郎役で登場する。作中で描かれるのは岩屋がAI棋士を相手としたある日の対局の様子。いつものように対局に臨むと、将棋の駒には見たことのない謎めいた文字が。一方でAI棋士の駒には「明美」という文字が記されており、岩屋は平静を装うが動揺を隠せない。岩屋は「明美」という女性と週刊誌に写真を撮られており、それが原因で妻と離婚協議中だったのだ。さらに対局を進めると中学校時代にトラウマになったある言葉が現れ……。
将棋の駒に今までの人生が言葉として投影される「成る」のストーリー。又吉演じる岩屋と、「不惑」という妙な名前のAI棋士との対局を見届けよう。
ピース又吉 コメント
今回の話がきたときの感想
台本を読ませていただいて、すごく面白そうな話だなあと思いました。
今回の役柄に関して
将棋に詳しいわけではないのですが、いわゆる棋士の姿勢や、厳しい世界だという話は聞いていましたし、長時間集中して闘うということに尊敬の念を抱いているので、そういう役をやらせてもらえるんだとうれしく思いました。
実際に演じての感想
1人のシーンが多く、また、正座に慣れていないこともあって。ドラマの内容も過酷な闘いでしたけれど、いつ正座の体勢から足を崩そうかという戦いを1人でしていました(笑)。
視聴者へのメッセージ
どんどん追い込まれていく棋士と、どんどん棋士を追い込んでいく「不惑」という名のAI棋士。得体の知れない怖さみたいなものにぜひ注目して観ていただきたいです。
編成企画・渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント
中国の古典「論語」の一節「四十歳にして迷わず」から来ている「不惑」という名前のAI棋士。挑むのは、この6月に41歳になられたばかりの又吉直樹さん、ですが、又吉さん演じるプロ棋士・岩屋はこの対局で大いに迷い、悩みます。突然訪れた“人生の将棋”を前に、果たして岩屋は“詰む”のか“成る”のか、少しバカバカしいお話ですが、将棋という競技の面白さや駆け引きの妙が凝縮された、キレのある短編作品になっていると思います。また、別室で解説をしてくれるのは、名優・浅野和之さんと、最近まで戦隊女子としてインクレディブルな手さばきを見せてくれていた工藤美桜さんという、豪華なお二人。是非、ご期待ください!
土曜プレミアム「世にも奇妙な物語 '21夏の特別編」
フジテレビ系 2021年6月26日(土)21:00~23:10
<出演者>
ストーリーテラー:タモリ
「成る」:
ほか
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ピース又吉「世にも奇妙な物語」初主演で将棋の棋士役、得体の知れない怖さ(コメントあり) - ナタリー
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