川崎市は6日、使途を環境関連に絞った債券「グリーンボンド(環境債)」を8月に50億円の予定で発行すると発表した。環境債を発行するのは政令市では初めて。環境性能の高い本庁舎への建て替えやエネルギー効率向上のための技術導入などに使う。
年限は5年。利率は今後決めるが、直近に発行した5年債の金利水準(0.01%)が目安になる。機関投資家向けで、金融機関などからの需要を見込む。
同グリーンボンドは日本格付研究所の評価で、国際基準となっている国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則」や環境省の「グリーンボンドガイドライン」への適合が認められているという。市は2050年までの二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロに向けた脱炭素戦略を進めている。
川崎市、政令市初の環境債発行 8月に50億円 - 日本経済新聞
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