クリエイト・レストランツ・ホールディングスは19日、200億円を上限とする新株発行登録を行ったと発表した。現時点で具体的な調達計画はないが、調達資金は永久劣後ローンなどの返済に充てる。予定期間は2022年7月27日まで。
同日、増資と合わせて同額の資本金や資本準備金の額を減らす措置を取ることも発表した。同社は5月、資本金の額を税制上の中小企業とみなされる5000万円に圧縮した。中小企業向けの優遇税制が適用される、財務改善策の一環だ。
増資後も資本金を圧縮する財務改善策を続ける予定。今回の一連の発表で、減資に伴う債権者の異議申立期間をあらかじめ確保し、実際に資本を増強した際に同時の減資ができるようになるという。
クリレスHD、新株発行登録 200億円上限 - 日本経済新聞
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