太田は「二階(俊博)さんに人相悪いって言ったのまずかったな。本当にね、まいったよ。怒っているね、みんな日本中が。弱っちゃったね。あの日、何時間もやったでしょう。意気揚々と帰ってきたらさ(笑)、社長(太田光代氏)が『あんたは態度が悪いって。口の利き方、気をつけなさいよ』って。まぁー日本中が怒っているね。こんな日本中が…。とにかく燃えているね。選挙特番って難しいな」と回顧。
続けて「しかしやっぱりひどいね。候補者に話を聞かないといけないのに、オレひとりしゃべって…。パネラーにすらしゃべらせない。あれは確かにないわ。もうちょっと振れよみたいな。ネットが燃えているっていうからさ、ちょっと見たのよ、怖いけどさ。もう罵詈雑言。『言葉遣いが悪い』とか、おっしゃるとおり。いちいちごもっともなんだよ。何も反論できない。まいっちゃうよな。とにかく態度が悪いとかね、そういうのになるね」と率直な思いを吐露した。
さらに「『とにかく太田はテレビから消そう』とか、与野党が一致団結しちゃって。なんなんだこれって。こんだけ日本中から嫌われた男はいないよ」と語りながら、二階氏とのやり取りについて「二階さんっていうのは、良くも悪くも自民党の象徴って言ったら、いいところだけだろうって。オレが言いたかったのはね、古い自民党の体質みたいなのがあるけど、オレは自民党に関して言うと、憲法9条に対して、割とのらりくらりとしながら、アメリカともうまくやりながらやってきたわけじゃない? それが安倍(晋三)さんの言う戦後レジームなんだよ。二階さんは平和主義の人だから、安倍さんとはちょっと違うんじゃないかって聞きたかった」と伝えた。
その上で「やっぱり『いつまでやるんですか?』っていうのは、一番あムッとしていたな。ちょっと態度が悪かったんだろうけどさ。オレとしてはさ、二階さんは日本を運営しているじゃない? でも、やっぱりそこはオレが聞きたいところだったんだよね。いつまで運営をできる自信があるのか、そこを聞きたかったんだけど、ちょっとムッとしていたな」と回顧。そのほかの政治家たちのやり取りについて「確かにテクニック不足は否めないけどね。まぁー政治家全員がムッとする特番って聞いたことないよね。ネット見ていると散々言われていてね、中には『太田はもともとああいう奴で、あんな奴を使ったTBSが悪い』とかもあって。オレが本番でああなるってTBSはわかるわけがないんだから」と語った。
本番中の様子について、太田は「始まってから、なかなか合間がなかったから、オレにこうですって言うスタッフがいなかったんだよ。それでちょっと合間ができたら『もっと政治家の話を聞いてください、後は言葉遣いに気をつけてください』って、ちゃんと言っているんだよ。(共演の)井上(貴博)もさ『あと2分です』って、みんなやっているんだけど、オレの暴走だよね」とコメント。「確かにキャスティングミスかわからないけど、みなさんが決めることだから仕方ないんだけど。これはオレの認識違いかわからないけど、選挙特番って、そんなに神聖な場所だったのって思っているわけ。オレの態度は悪いんだろうけどね。それはわかるけど」との思いを口にした。
太田は今回の特番でのポイントとして「岸田(文雄)さんに言った言葉が一番のメインだったんだよね。今の日本でこれ以上どうやって成長するんですかって、オレはバカだから、それを聞いたの。安倍さんのおじいさんの岸(信介)さんが安保条約をやって、池田(勇人)さんが所得倍増をやって…。岸田さんはこの流れを意識しているのかなって思ったの。当時も東京オリンピックがあって、大阪万博があって…。でも、所得倍増をするには環境が違いすぎませんかと。今の日本人が望んでいるのは安心できる住居とか自然とか、そこなんじゃないかと」と熱弁。「それぞれ受け取り方があるから、仕方ないね。でも、決してオレは怒らせる意図はないんですよ。人を怒らせるのは得意ですが、かと言って怒らせようと思ってないんですよ。本当に全員に真摯に向き合ったつもりです。まぁーもう審判を待つしかないね」と話していた。
番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
太田光、選挙特番への批判の声を受け止める「テクニック不足は否めない」 40分あまり使って真意を語る - ORICON NEWS
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