高島屋は11月26日、環境に配慮した事業に使途を限定するグリーンボンド(高島屋グループグリーンボンド)を発行すると発表した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券が主幹事会社で12月に、100億円の高島屋グループグリーンボンドを発行する。発行年限は5年で、調達資金は日本橋三丁目スクエアの開発に使用する。現在、年限の異なる2本建ての国内無担保社債の発行(上限200億円)を予定しており、そのうちの一つが今回の社債となる。
「日本橋三丁目スクエア」は、連結子会社で商業開発業を担う東神開発が、アセットの多角化にともない手掛けるオフィスビル。日本橋高島屋S.C.に隣接し、環境負荷の少ない施設設計で、BCP(事業継続性)にも配慮し、オフィスワーカーに快適・安全に働き続けることができる環境を提供する。
ビルは、設計段階(事務所用途部分)において、ZEB Orientedの認証を都内賃貸オフィスビルで初めて取得した。施設を再生可能エネルギー由来の電力100%で運用するなど、環境負荷低減性の確保を基本としている。
社債の発行を通じ、債券投資家をはじめとするステークホルダーに向けて、高島屋グループのESG経営の取り組みを積極的に発信するとともに、建設的な対話を行うことで、持続可能な社会実現に向けた取り組みを進める。
高島屋/ESG経営推進で100億円のグリーンボンド発行 - 流通ニュース
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