
楽天グループは26日、12月2日に3000億円の普通社債を発行すると発表した。当初2000億円の発行を予定していたが、投資家からの需要が旺盛で上積みした。同社の円建て債として最大規模となる。調達資金は携帯事業での基地局整備などに充てる。
年限は3~15年までの6本建て。利率は0.5~1.5%。発行額は100億~850億円で、10年債の発行額が最も大きい。
楽天Gは携帯事業での設備投資がかさみ、財務基盤が悪化している。4月に約3200億円の外貨建て永久劣後債を発行するなどして、9月末時点の有利子負債は19年同月比9割増の2.8兆円に膨らんでいる。
7月にはS&Pグローバル・レーティングが格付けを「投機的水準」に引き下げた。岡三証券の奥村裕介氏は「当面は大型の資金調達懸念は後退したが、これ以上の社債発行の余地はほぼないだろう」と指摘する。楽天G側は「負債に頼らない資金調達にも取り組んでいく」と説明しており、その一環として傘下の楽天銀行の新規株式公開(IPO)を通じた資金調達なども検討している。
楽天Gの普通社債、発行額3000億円に上積み - 日本経済新聞
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