宮城県栗原市は1日、皮膚の病気や発達障害などでマスクの着用が困難な市民を対象に、「マスクをつけることができません。ご理解ください」と記した意思表示カードの無料交付を始めた。市によると、マスクに関する意思表示カードの発行は宮城県内の市町村で初めてという。
新型コロナウイルス対策で定着したマスクを、やむを得ない事情で着けられない人への理解と協力を求めるのが目的。カードは名刺サイズで、受け取った人が名札として使ったり、店に入る時に提示したりする使い方を想定している。
自己申告制で、希望者は所定の申込書に対象者の氏名、申し込み理由などを記入して各総合支所か市健康推進課に提出する。
今年10月、マスクを着用できない場合の意思表示方法の検討を求める声が市民から寄せられた。佐藤智市長は「カードを提示した人に出会ったら、思いやりのある行動をお願いしたい」と呼び掛ける。
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「マスク着用できません」表示カード発行 宮城の自治体で初 - 河北新報オンライン
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