三井物産は2月7日、日本初となる金価格に連動する暗号資産「ジパングコイン(Zipangcoin)」を発行する計画を発表した。投資家向けには17日から取り扱いを始める。
三井物産は初年度の発行額の目標を20億円とし、3年後には120億円と設定した。ティッカーは「ZPG」で、1ZPGは金現物1グラムと同等の価値を有する。8日から一般利用者向けに口座開設申し込みを受け付け、17日に取引が始まる。将来的には、他の暗号資産交換業者でも取引できるようにする。
ZPGは、三井物産の100%子会社「三井物産デジタルコモディティーズ」が発行し、証券会社向けシステムを手掛けるインタートレード社や三井物産、セブン銀行などが出資するデジタルアセットマーケッツ社を通じて提供する。
販売価格は、ロンドン受渡の相対取引市場を基準に、市況に応じた取引スプレッドを加味する。三井物産は、ZPGの発行額と同額の金(現物)をロンドン市場から調達して、トークンにひも付ける。金現物との交換機能も実装する予定だという。
三井物産が金連動の暗号資産を発行 3年で120億円を目指す - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス
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