東京証券取引所は、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が折半出資する住信SBIネット銀行の上場を承認したと発表した。3月24日にインターネット専業銀行では初めて東証1部に上場する。
想定発行価格は1株あたり1920円。上場時の発行済み株式数(約1億5600万株)で計算すると、時価総額は約3000億円になる。SBIと三井住友信託は上場後も一定割合の保有を続ける。
住信SBIは2007年開業。ネット上で手続きが済む利便性に加え、大手行に比べ低い金利を売りに住宅ローン分野を中心に顧客を獲得してきた。昨年末時点で510万口座、預金残高は約7兆円と中堅地銀と同程度の規模を持つ。上場により資金調達の手段を広げ、住宅ローンに偏る収益構造の多角化を図る。
ネット専業では楽天銀行も上場を目指している。
住信SBIが来月、ネット専業銀行初の東証1部上場…想定発行価格は1株あたり1920円 - 読売新聞オンライン
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