ロジザードは3月24日、同社が提供するクラウド倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」が、ヤマトシステム開発が提供する宅急便送り状発行業務支援システム「スマートCat(イージー出荷)」と標準連携を開始したと発表した。
《スマートCat ← ロジザードZERO》
・送り状発行に必要な住所、 備考欄情報
《スマートCat → ロジザードZERO》
・荷物問い合わせ番号
《スマートCat ← ロジザードZERO》
・送り状発行、 ピッキングに必要な情報
ヤマトシステム開発が提供する「スマートCat(イージー出荷)」は、お届け先情報の自動取込から一体型帳票など各種帳票の印刷や活用など、顧客の出荷業務の効率化を支援する送り状発行業務支援サービス。
従来は、ロジザードZEROと連携する際にシステム開発が必要だったが、この度の標準連携により、新たにシステム開発が不要となり、デフォルトの帳票出力が可能となった。
送り状の後発行、一体型帳票に必要なデータ連携が可能で、置き配を含む多様な受け取り方が可能な配送商品「EAZY」にも対応している。
なお、EC需要が拡大する中、受注件数が伸びているメーカー、通販事業者の物流現場では、業務効率化が急務となっている。 出荷業務の効率化を取り組む企業では、送り状の後発行や送り状と納品書の一体型帳票の活用が増えている。
基本的な出荷フローは、WMSからピッキングリストとお買上げ明細書を印刷、送り状発行ソフトから送り状を印刷したあとに、それらの帳票を突合してからピッキング作業に移る。一方で、送り状を後発行する場合は、まずはピッキングリストのみを印刷し、出荷検品や確定のタイミングでお買い上げ明細書と送り状が印刷されるため、突合の必要がない。また、住所等個人情報の入っている帳票をピッキング時に持ち歩かない運用のため、個人情報保護やセキュリティ面においても人気の運用フローとなっている。
ロジザード/ヤマト宅急便送り状発行業務支援システムと標準連携 - LNEWS
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