ケニアでは3月に、新型コロナウイルス対策が大幅に緩和された(2022年3月15日記事参照)。ワクチンを必要回数接種している渡航者(入国者)は陰性証明書を携帯する必要もない。一方、入国に際して一定のルールも残っている。ジェトロが4月21日に入国した渡航者から入手した情報によると、必要書類は渡航時にチェックインカウンターなどで厳しく確認されることがあるため、注意が必要だ。同国の状況をまとめると以下のとおり。
1.入国前に準備すべき書類・手続きなど
ケニア保健省が指定するリンクに必要事項を入力し、QRコードを取得しなければならない。QRコードは登録したメールアドレスに送付される。座席を入力する欄があるため、チェックイン後に登録する想定となっている。
また、出発前にPana Biosにアカウントを作成するほか、英文ワクチン接種証明書(注)と旅行情報を登録し、QRコードを取得しなければならない。
以上、チェックインカウンターでは、ワクチン接種証明書、ケニア保健省が発行したQRコード、Pana Biosが発行したQRコード、査証の提示を求められる。
2.入国手続きの手順
上記手続きが済んでいれば、着陸から30~40分程度で入国できる。入国時のPCRテストなどは特にない。
3.入国後の必要手続き・行動制限
入国後の行動には特に制限がない。
(注)日本のワクチン接種証明書(英文併記)は有効。アプリで接種証明の発行を受ける場合は、事前にダウンロードしてPana Biosにアップロードする。
(久保唯香)
ケニア入国には新型コロナワクチン証明や、ケニア政府発行のQRコードなど必要(ケニア) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構)
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