WRC第4戦ラリーポルトガル(5月19〜22日)の主催者は4月29日、エントリーリストを発行。ハイブリッドの新規定ラリー1マシンにとって初めてのグラベルラリーには、計100台のエントリーが集まった。最高峰カテゴリーのラリー1マシンは12台、WRC2には41台ものエントリーが集まる大盛況となった。
トヨタのカッレ・ロバンペラは、選手権リーダーとして今季最初のグラベルラリーを迎える。ともにトヨタGRヤリス・ラリー1で戦うのは、エルフィン・エバンスと、開幕戦のモンテカルロ以来となるセバスチャン・オジエだ。また、勝田貴元も4台目のヤリス・ラリー1で引き続き参戦する。
Mスポーツ・フォードは、初めて一戦に5台のラリー1マシンをエントリーする。ラリー1マシンの初ラリーとなったモンテカルロを制したセバスチャン・ローブが再登場。クレイグ・ブリーン、アドリアン・フルモー、ガス・グリーンスミス、ピエール‐ルイ・ルーベが、フォード・プーマ・ハイブリッド・ラリー1をドライブする。
ヒョンデはヒョンデi20 Nラリー1のドライバーに、ティエリー・ヌービルとオィット・タナックに加え、今季初めてダニ・ソルドを投入。ここまでの3戦でサードカーをドライブしてきたオリバー・ソルベルグは、今回はi20 Nラリー2で参戦する。
WRC2は、選手権リーダーのアンドレアス・ミケルセン(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)が筆頭。トクスポーツのチームメイトとして、マルコ・ブラシアがエントリーする。前戦クロアチアでWRC2初優勝をマークしたヨアン・ロッセル(シトロエンC3ラリー2)は、この勢いをつなげたいところだ。ヒュンダイ・モータースポーツNは、これが今季初めての参戦。テーム・スニネン、ファブリツィオ・ザルディバールがi20 Nラリー2でエントリー。ソルベルグはサードカーをドライブする。
そのほか、WRC2での注目はカエタン・カエタノビッチ、クリス・イングラム、2021年のポルトガル選手権2位のアルミンド・アラウジョのファビア・ラリー2 Evo勢。エリック・カイスはフォード・フィエスタ・ラリー2 MkIIをドライブ。C3ラリー2勢にはほかにヤン・ソランス、エリック・カミリ、ステファン・ルフェーブルがエントリーしている。エイリーク・ピエタリネン、ゲオルグ・リンナマエはフォルクスワーゲン・ポロGTI R5でエントリーしている。
フォード・フィエスタ・ラリー3のワンメイクで戦われるジュニアWRCは、このラリーポルトガルが今季3戦目となる。選手権リーダーのラウリ・ヨーナを筆頭に7人がエントリー。うちサミ・パヤリ、ウィリアム・クレイトン、マクレー・キマチはヨーナと同様、WRC3にもノミネートしている。
WRCポルトガルのエントリーリストが発行、計100台が集結 - RALLY PLUS
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