中国政府が香港で発行するオフショア人民元建て国債に2年近くで最も強い需要が示された。世界的に債券市場の ストレスが高まる中で、最近の中国債売りに逆行する入札状況となっている。
中国財政省は15日、元建て国債75億元(約1500億円)の入札を実施。2年債と3年債、5年債の3本立てで、中国が香港で今年予定している4回の国債発行(計230億元)の第1弾となる。
香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)の声明に基づくブルームバーグの算出によると、この日の応札額は344億元。応札倍率は4.6倍と、2020年7月以来の高水準となった。
チャイナボンドのデータによれば、人民元建て国債の外国人保有比率は1月に記録した過去最高の11.1%から4月は10.5%に低下している。
原題: Chinese Offshore Bond Sale Sees Strongest Demand Since 2020(抜粋)
中国が香港で発行する元建て国債、応札倍率4.6倍-約2年ぶり高水準 - ブルームバーグ
Read More
No comments:
Post a Comment