愛知県は今年度発行する県債2860億円のうちおよそ100億円を、環境分野に使いみちを限った「グリーンボンド」として発行することになりました。
「グリーンボンド」は気候変動対策など環境分野に使いみちを限って資金を調達する債券で、東海3県では三重県がことし2月に50億円分の10年債として初めて発行しています。
こうした中、愛知県は今年度発行する県債2860億円のうちおよそ100億円を5年債の「グリーンボンド」としてことし10月から12月の間に発行することになりました。
調達した資金は、エネルギー消費の削減のため、▽消費電力の少ないLEDの信号機の導入や▽電気自動車などを公用車として導入する費用にあてるということです。
また、地球温暖化による豪雨などの気候変動対策として、▼河川や海岸の護岸整備のほか、▼林道や公園の整備などに使うことも予定しているということです。
愛知県は「グリーンボンドの発行で県債への投資家の層を拡大して安定的に資金を調達するとともに、持続可能な地域づくりへの関心も一層高めたい」と話しています。
愛知県が「グリーンボンド」発行 環境分野に使途限定の県債|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp
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