米家庭用品小売りの ベッド・バス・アンド・ビヨンドは資金を確保するめどがついたと明らかにし、コスト削減に向けた新たな事業戦略を実行すると発表した。手元資金の減少などに直面している同社は、信用に足る生き残り戦略を示すことで投資家やベンダー、顧客に訴えかけたい考え。
同社はシックス・ストリート・パートナーズから約3億7500万ドル(約520億円)の新たな信用枠確保と、JPモルガン・チェースが主導する11億3000万ドルの資産担保リボルビング・クレジット・ファシリティーの拡大ついて、コミットメントを得たと発表した。近く正式に合意する見込みという。
減少している売り上げを増やし費用を削減するため、コーポレートとサプライチェーン運営の両部門で雇用を20%削減し、成績の悪い約150店舗を閉鎖することも31日 発表。これにより、今期2億5000万ドル程度のコスト削減につながるとした。設備投資も減らすという。
債務返済のため、最大1200万株を発行する可能性を検討していることも明らかにした。具体的な時期についての詳細は開示しなかった。新株発行の可能性を受けて31日の米株式市場でベッド・バス株は一時28%下落した。
8月27日までの3カ月間の暫定売上高は14億5000万ドルだった。アナリスト予想の平均である15億ドルを下回った。
原題:
Bed Bath & Beyond to Sell Stock, Shut 150 Stores in Survival Bid(抜粋)
ベッド・バスが新株発行の可能性、生き残りかけ約150店舗を閉鎖も - ブルームバーグ
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