北九州市は2022年度の「サステナビリティボンド(北九州市SDGs未来債)」を発行する。機関投資家向けに10年債100億円、個人投資家向けに5年債8〜10億円の発行を予定。発行日の詳細は8月下旬に公表する。
サステナビリティボンドで調達した資金は、「風力発電関連産業の総合拠点化」「風水害・高潮災害の予防」「都市型災害の予防」「災害廃棄物処理への対応」「自然環境の保全」「公共施設の更新・改修」「子育て・教育環境の整備」といったグリーンまたはソーシャルのSDGs関連事業に活用する。個人投資家向けにも発行することで、市政への参画やSDGsの認知度向上や行動促進につなげる狙いだ。
北九州市は2021年10月に地方自治体として初めてサステナビリティボンドを発行、105億円を調達し、グリーン事業に約55億円、ソーシャル事業に約45億円を充当した。調達資金の使途と事業の選定プロセス、資金の管理方法、社会的効果・環境改善効果のレポーティングについてフレームワークを作成。併せて格付投資情報センター(R&I)による第三者評価を取得している。
北九州市、2022年度の「サステナビリティボンド」を発行 - Nikkei Business Publications
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