四日市市出身のトロンボーン奏者・服部陽介さん(35)が月に1回発行しているフリーペーパー「四日市ジャズジャーナル」が、8月で通算60号に、節目の5周年を迎える。現在は兵庫県尼崎市を拠点に演奏家として活動し、同紙発行に携わる服部さんに話を聞いた。
「地元にジャズ文化を根付かせたい」と、2017年9月に創刊。「四日市のジャズ情報がまるっとわかる」という表紙のキャッチコピーが目を引くA5判カラー4ページに、市内のジャズライブ情報とコラムを掲載。これまでにジャズの歴史に関する連載をした他、現在は「ジャズキーワード」と題し、ジャズを身近に感じることができる話題を毎月1つ取り上げている。200部発行する紙面は市内のライブハウス、公共施設、楽器店、飲食店などに置いてもらっている。
「5年経つという実感がないほど、発行作業が当たり前になっていた」と、情報収集から編集まで一人でこなす服部さん。「コロナ禍の緊急事態宣言で、音楽活動を制限された時期は精神的にきつかった。紙面に掲載する情報もなく困ったが、休刊は避けようとA5判1枚の裏表刷りに、コラムのみ載せて発行を継続した」。
今後も地道に発行していくという服部さんは、「紙面を手に取り、多くの人が日常的にライブハウスに足を運んでくれるようになれば」と希望を語った。コラムの執筆や紙面の配達等協力してくれる人、また広告の協賛と寄付も随時募集している。
「四日市ジャズジャーナル」の問合せは服部さんのブログへ
※2022年8月6日発行 紙面から
ジャズ演奏家 服部さん発行 「四日市ジャズジャーナル」 5周年 - YOUよっかいち
Read More
No comments:
Post a Comment