大阪市は、購入の申し込みが相次いだプレミアム付き商品券の発行数を増やすことを決め、そのための経費として41億円余りを盛り込んだ補正予算案を市議会に提出しました。
この商品券は、新型コロナの影響を受けている小売店などを支援しようと大阪市が発行するもので、1口1万円で購入すると市内の店舗で1万3000円分の買い物ができます。
当初は176万口を発行する予定でしたが、購入の申し込みが相次ぎ、大阪市は、発行数を申し込みの件数と同じおよそ295万口に増やすことを決め、そのための経費として41億6000万円を盛り込んだ今年度の補正予算案を21日に開かれた市議会に提出しました。
このほか、今回の補正予算案には、2025年の大阪・関西万博で設ける「大阪パビリオン」の建設費用が物価の高騰などで増額が見込まれるとして、41億円余りの増額分を大阪府と折半して負担することが盛り込まれています。
この補正予算案は今月28日に採決が行われる見通しです。
また、21日の市議会では、物価の高騰を受けて市内の低所得の世帯に5万円を支給する事業を盛り込んだ別の補正予算案が可決され、市は年内にも支給を始める方針です。
【市長“きめ細かに支援”】
大阪市の松井市長は記者団に対し、「円安や、それに関連する物価高のなかできめ細かに市民の皆さんを支援したい。いまの大阪市の財政状況なら、こうした対応を取っても大きな問題にはならない」と述べました。
大阪市 プレミアム付き商品券の発行増へ 補正予算案提出|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp
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