[11日 ロイター] - ドイツと欧州連合(EU)は長期債の発行で計140億ユーロを調達したものの、需要の低迷が確認された。
主幹事によると、ドイツは30年債で30億ユーロを調達。59億ユーロ強の需要は政府提示額の2倍以下で、通常をはるかに下回った。
ある銀行筋は「英国でボラティリティーが続いていることが少し問題だったのではないか」と語った。
また主幹事によると、EUは2029年満期債のリオープンで50億ユーロ、復興基金とマクロ金融支援プログラムを支える新たな20年債で60億ユーロを調達した。
それぞれ165億ユーロと270億ユーロを超える需要があった。欧州委員会のデータを使ってロイターが算出したところによると、需要が発行を上回った額は、EUが復興基金を支える債券の発行を開始して以来最少となった。
11日のディールについて、ダンスケ銀行のチーフアナリストであるイェンス・ペーター・ソレンセン氏は「多くの投資家はリスクを考えるともっと短い(年限の)債券を持ちたいと言っている。人々は長い年限で多くのお金を失ってきた」と述べた。
ドイツとEUが長期債発行、需要低迷あらわに 市場不安定化で - ロイター (Reuters Japan)
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