財務省は10日、普通国債の発行残高が9月末に993兆7965億円になったと発表した。6月末から9兆4612億円増え、過去最大を更新した。8日に閣議決定した2022年度第2次補正予算案で22兆8520億円の増発を計画する。1000兆円を突破するのは時間の問題だ。
償還期間10年以上の国債が768兆6584億円、2~5年が181兆6405億円、1年以下が43兆4976億円だった。建設国債や赤字国債、復興債などの種類があり、利払いや償還財源を税収で賄う。今後、金利が上がれば利払い負担が急増する懸念がある。
国債発行残高993兆円 9月末、1000兆円目前に - 日本経済新聞
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