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背景
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近年、認知症の兆候を見極め早期発見につなげるツール等の開発が進む一方で、その後の具体的な受け皿は整っておらず、医療機関へご本人が相談のため受診した場合でも、その指導や説明は主治医の裁量に委ねられているのが現状です。
本学会では、早期の介入が認知症の予後に大きく影響することを鑑み、とくにMCIは早期の段階で何かしらの手立てが必要であると考えました。そのために、ご本人がMCIを理解して自分の状態に向き合い、これからの人生を豊かに暮らすために、医療機関とご本人の間で今後の介入方針について意識が統一されることは有益だと思われます。本冊子では、これらの理解・対応等の促進により、よりよい指導やケア、治療につなげていくための手助けとなることを願い制作・発行に至りました。
また、本冊子を通じてMCIに対する正しい理解の啓発、ならびに医療機関への早期相談を促進していきたく、社会の様々な役割を果たしている業種の方にも広くご理解いただくことは、本学会としての社会的使命であると考えております。
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冊子概要
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冊子名 | 「MCIノート」(第1版) |
発行 | 公益社団法人 日本老年精神学会(理事長:池田 学) |
制作・販売 | 株式会社協和企画 |
「MCIノート」作成委員会 | 作成委員長:繁田 雅弘(東京慈恵会医科大学精神医学講座) 作成委員(50音順): ・小原 知之(九州大学大学院医学研究院精神病態医学/九州大学大学院医学研究院 衛生・公衆衛生学) ・笠貫 浩史(聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室/聖マリアンナ医科大学病院認知症(老年精神疾患)治療研究センター) ・品川 俊一郎(東京慈恵会医科大学精神医学講座) |
仕様 | B5判、40ページ、オールカラー |
発行日 | 2022年12月1日 |
構成 | ・MCIって何だろう ・当事者の方々に聞いてみました ・今後はどうしたらよいの? ・今の自分、これからの自分を整理してみよう |
本書の特徴 | ▶MCIを知り、そこからの行動を後押し ・MCIから必ず認知症になるわけではありませんが、認知症は誰もがなる可能性のある病気です。MCIに対する準備しておくことで未来を変えていくことができます。そのきっかけになればと思います。 ▶学会から選出された専門医が“MCI”の現在の考え方をわかりやすく解説 ・本冊子は臨床第一線でご活躍され、“MCI”の造詣に深い専門医が企画から構成、執筆、指導に携わりました。 ▶認知機能の低下が気になる人がこれからの自分と生きる、ご本人のための一冊 ・MCIの時点、またはその前から病気についてきちんと理解し、ご自身の状態を意識しておけば対策も可能であり、適切な時期に医療機関に相談に行く行動がとれます。 ・本冊子には、自分のことを記録できる欄があります。自分で考え、自分の意志で自分の人生を生きるための整理をして、ご活用できるようにしています。 |
●定価:5,000円+税10%(20冊/1セット)
●販売サイト:http://eckyowa.shop16.makeshop.jp/
※自治体、企業等の購入については、1,000部以上のご購入をお願いいたします。なお、表Ⅳ(裏表紙)に社名等の名入れ対応が可能です。詳細は「MCIノート」紹介サイトをご参照ください。
●「MCIノート」紹介サイト:https://www.kk-kyowa.co.jp/mcinote/
【株式会社 協和企画について】 https://www.kk-kyowa.co.jp/
【公益社団法人 日本老年精神医学会について】 http://www.rounen.org/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社協和企画
MCIノート販売担当
cme-contact@intage.com
「MCIノート(第1版)」発行・販売のお知らせ - PR TIMES
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