三井住友フィナンシャルグループ(FG)が劣後債の一種「AT1債」を1400億円規模で発行することが18日、分かった。経営悪化したスイスの金融大手クレディ・スイスのAT1債が救済合併の決定に伴い無価値になって以降、日本の主要行が発行するのは初めてとみられる。
AT1債は株式より安全な商品とみなされてきたが、クレディの債券が無価値になったことで金融機関が新規発行に慎重になっている。三井住友FGは、投資家の需要が一定程度あるとみて発行に踏み切る。
19日に発行条件を決めるが、5年2カ月後に償還が可能になる債券を890億円、10年2カ月後に可能な債券を510億円発行する予定。国債に対する上乗せ金利はいずれも1・71%となる見通し。
三井住友、AT1債発行 1400億円規模 - 産経ニュース
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