県は、環境問題の解決に関連する事業に使いみちを限った「グリーンボンド」と呼ばれる債権の発行を、北陸地方の自治体としては初めて、10月から始めることになりました。
「グリーンボンド」は、地球温暖化への対策など、環境問題の解決に関連する事業に使いみちを限って事業の資金を調達するために自治体や企業が発行する債券です。
県は、温室効果ガスの排出量を2030年度に、2013年度と比べて49%削減することを目指していて、10月から、北陸3県では初めて、グリーンボンドの発行を始めることになりました。
発行金額は50億円で、1口1000万円、満期までの期間は10年で、法人投資家が購入できるということで、調達した資金は、▽公共施設の照明や空調といった設備の省エネ化のほか、▽高潮や土砂崩れの対策などに使われる予定です。
グリーンボンドをめぐっては、これまでに東京や大阪といった、国内20の自治体や、企業などが発行していて、2022年の発行金額はあわせて2兆327億円に上っています。
県財政課は「調達した資金で、省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入など、脱炭素化に向けた施策を進めたい」としています。
県が北陸初の「グリーンボンド」発行|NHK 福井県のニュース - nhk.or.jp
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