[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツ政府は2024年の国債発行を総額4400億ユーロ(4814億5000万ドル)と、23年から大幅に減らす方針を示した。国債管理事務を担うドイツ国債会社(GFA)が19日、発行計画を公表した。
24年は、発行総額が過去最高の約5000億ユーロに達した23年を約600億ユーロ下回る。
ドイツ政府は今月、財政赤字を対国内総生産(GDP)比0.35%以内に制限する「債務ブレーキ」を復活させる24年度予算案に合意した。債務ブレーキは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とエネルギー危機に対処するために一時停止されている。
調達資金は、リントナー財務相の下での予算で見込まれる赤字補てんや、連邦政府とその特別基金の既存債務の約3430億ユーロの償却に充てられる。
24年に発行予定の4400億ユーロのうち2475億ユーロを資本市場で、1650億ユーロを短期金融市場でそれぞれ調達する計画だ。
さらに、170億─190億ユーロはグリーンボンド(環境債)で調達され、環境や気候変動に配慮した支出に充てられる予定だ。
ドイツ政府、24年の国債発行は大幅減を計画 - ニューズウィーク日本版
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