ブロックチェーン技術を用いてファン経済圏を形成するGaudiy(ガウディ、東京・渋谷)がバンダイナムコホールディングス(HD)傘下のバンダイナムコエンターテインメント(BNE)と提携した。ダンス音楽をテーマにしたキャラクター「電音部」の非代替性トークン(NFT)を活用し、NFT保有者限定のライブなどファンが楽しめる事業を展開する。
Gaudiyがバンダイナムコエンターテインメントと組んで開始するプロジェクトは「World of 電音部(ワールドオブ電音部)」。まず電音部に登場するアイテムを模したNFTを用意する。SNS(交流サイト)を通じて希望者を募り、抽選で配布する。
NFTはブロックチェーン技術を活用して発行され、ひとつひとつが唯一無二である特徴を持つ。改ざんや複製が困難で、アニメやゲームなどの知的財産(IP)のファンであることを示す証明書としての役割も果たす。Gaudiyとバンダイナムコエンターテインメントは電音部のNFT保有者が参加できるイベントを夏にも開催する。その後もNFTを活用したイベントなどの事業を展開するもようだ。
Gaudiyは既に大手企業との協業実績がある。2020年にはソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)と業務提携。バーチャルアイドルなどのファンが交流できるコミュニティーを提供してきた。これまでSMEを含め5~6件程度のコミュニティーを手掛け、22年中には30件程度まで増やせると見込む。
「電音部」のNFT発行 Gaudiy、バンダイナムコ系と提携 - 日本経済新聞
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