高知県は、環境に関連する事業に使いみちを限った「グリーンボンド」と呼ばれる債券を来年3月から四国で初めて発行し、事業の資金として活用することになりました。
「グリーンボンド」は、地球温暖化への対策など環境に関連する事業に使いみちを限って事業の資金を調達するために自治体や企業が発行する債券で、東京都や大阪府、愛知県などが発行しています。
高知県は、森林の面積の割合が全国で最も多いなど豊富な自然資源を持つ強みを生かして脱炭素の取り組みに力を入れていて、来年3月、四国で初めて、グリーンボンドを発行することを決めました。
発行金額は50億円を予定し、県内の企業や投資家などが購入できるということです。
調達した資金は、太陽光発電の導入など再生可能エネルギーに関連する事業や、高潮や土砂崩れの対策などに活用される予定で、今月、対象となる事業が選定されることになっています。
高知県は、グリーンボンドの発行により環境問題に取り組む姿勢を広くPRするとともに、地元の企業などに対し、県の環境政策への参加を促したい考えです。
四国初 県が環境「グリーンボンド」債権発行へ|NHK 高知県のニュース - nhk.or.jp
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