日本薬剤師会は2023年1月11日に開催した第4回都道府県会長協議会で、電子処方箋への対応について協議した。
23年1月26日から電子処方箋管理サービスの運用がスタートすることを受けて(関連記事)、会員薬局向けに改めて運用開始日と必要な体制整備について周知する文書を発出する。
協議会では担当常務理事が、HPKI(保健医療福祉分野の公開鍵基盤)カードの発行状況についても説明。累計発行枚数は1万3348枚で、11日の週内にはさらに5000枚を発行するとしている。また、これまでHPKIカードは1薬局につき、管理薬剤師と、それ以外の2人目の薬剤師の分から順次発行していたが、22年12月27日より、オンライン資格確認等システムを導入済みの薬局(または顔認証付きカードリーダーの申し込みが完了している薬局)に勤務する全ての薬剤師からの発行申請書の受付を開始しており、その旨も改めて周知した。これまで提出された申請書の約1割に不備が見られたとして、提出前に不備がないかをチェックしてほしいとの注意喚起も行われた。
一方、各都道府県薬の会長からは、レセプトコンピューターや電子薬歴のシステム事業者(ベンダー)とのやりとりが進んでおらず、体制整備が滞っていることを懸念する声が複数上がった。
薬剤師資格証、累計発行枚数は約1万8000枚へ - 日経メディカル
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