[ロンドン 5日 ロイター] - テリマー・リサーチ集計のデータによると、4月の途上国によるドル建てソブリン債発行総額は93億ドルで、前月比34%減少した。
前月比減少は今年2回目。ただ1─4月の発行総額684億ドルは、前年同期を60%上回っている。昨年は主要中央銀行の利上げとロシアのウクライナ侵攻に伴う不透明感が影響し、投資家のリスク許容度が低下したことが起債の落ち込みにつながった。
一方今年は4月までの発行総額の半分以上は1月に集中した。
テリマーのチーフエコノミスト、スチュアート・カルバーハウス氏はノートで、4月にソブリン債を発行したのはバーレーン、ブラジル、ヨルダン、メキシコ、トルコの5カ国だけで、ほとんどが4月序盤に起債されたと指摘。当初の起債市場は力強い1カ月になる様相だったが、すぐに勢いがなくなったと述べた。
途上国のドル建てソブリン債発行、4月は前月比34%減 - Newsweekjapan
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