マイナンバーカードを使ってコンビニエンスストアで証明書を交付する際に不具合が相次いでいる問題で、登録を抹消した印鑑登録証明書が誤って発行される不具合が、全国で11件起きていたことが新たにわかりました。
マイナンバーカードを使ってコンビニで住民票の写しや戸籍証明書などを交付するサービスをめぐっては、ことし3月以降、別人の証明書が発行される不具合が相次いでいます。
総務省は16日の衆議院総務委員会で、新たにすでに登録を抹消した印鑑登録証明書が誤って発行される不具合が、全国であわせて11件確認されたことを明らかにしました。
内訳は、熊本市で5件、新潟市とさいたま市でそれぞれ3件だとしています。
いずれも別人の証明書が発行される不具合が起きたものと同じシステムを使っていたということで、それぞれの自治体は、システムの運営会社と連絡を取って、原因の究明と改修を進めています。
松本総務大臣は「事案が立て続けに発生したことは誠に遺憾だ。総務省としてもシステム運営会社から直接、原因や再発防止を確認し、システムの総点検や改善の検討を進めている」と述べました。
マイナンバーカード 印鑑登録証明書の発行でも11件不具合|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp
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