2024年01月10日 18:01更新
今月1日(月)の能登半島地震で上越市内にある住宅への被害が相次ぎました。こうした状況を受け、支援を受けるために必要な「り災証明書」を発行するための被害調査が行われています。
調査は今月3日(水)から始まり今は市の職員が12人態勢で行っています。10日(水)は2人が直江津地区や高田地区などを回り、住宅に住んでいる人から被害状況を聞き取ったうえで写真を撮り、家の傾きなどを調べました。
このうち諏訪地区や津有地区の住宅では屋根の瓦が落ちているのが確認されました。この影響で雨漏りしているということです。
「(屋根)上のところだけ落ちた。本当に困った。今回の地震は怖かった。(ブルーシート)怖くて私1人では……。雨や雪が降らないように願うしかない。心配の連続」
「家の中も雨漏りした。ぐし(瓦)から水漏れ。業者に来てもらい、これからブルーシート張ってもらう」
家の中にもひび
上越市 税務課 飯野 秀仁 副課長
「被害の報告たくさん受けている。頂いた情報を大切にしながら態勢を整え迅速に対応していきたい」
上越市では能登半島地震による建物被害は、住宅の全壊が1件、一部損壊が738件あったほか浸水などを合わせると9日(火)までに755件にのぼっています。このうち最も多いのは住宅の屋根の瓦が落ちる、住宅の壁にひびが入るなどの被害だということです。
市では今月4日(木)から支援を受けるために必要な「り災証明書」を発行しています。発行までの期間は、現地調査を行なう場合、調査から1週間ほどかかります。申請できるのは平日、午前8時30分から午後5時15分までです。ただし今月13日(土)と14日(日)も同じ時間で受け付けます。場所は上越市役所や各総合事務所です。
※ご覧の記事は、2024年01月10日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
り災証明書の発行 上越市職員が被害調査 9日現在の住宅被害は755件 | ニュース - joetsu.ne.jp
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