広島県統計協会(広島市中区)は、約70年にわたって続いた県民手帳の販売を終える。近年はスマートフォンの普及で、アプリによるスケジュール管理が主流となり、発行数はピーク時の約4割まで落ち込んだため。2022年版を最後に発行が終了する。
県民手帳は1951年版から毎年発行されてきた。カレンダーのほか、県庁各部署や県議の連絡先を集めた「名簿編」、観光スポットや美術館などを収録した「レジャー編」、各市町の人口などの「統計資料編」、子育ての相談窓口などを収めた「くらしの情報編」が掲載されている。
しかし、76年版(4万2000部)をピークに、販売数は年々減少。近年は約1万5000部にとどまっている。
2022年版は、ポケット版(1部税込み650円)と卓上版(同1200円)。同協会では3月末まで、県内の書店やコンビニエンスストアでも1月末まで購入できる。問い合わせは県統計協会(082・221・2502)へ。
県民手帳が70年の歴史に幕…発行数ピーク時の4割に - 読売新聞オンライン
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