鶴岡市議会の共産党の会派の広報紙の発行費用に、経費負担が認められている以上の政務活動費が支払われていた問題について、16日、市議会の政治倫理審査会が開かれ今後、市議団の議員から経緯を聞くなどして、条例で定める倫理基準に反するかどうか結論を出すことを決めました。
日本共産党鶴岡市議団は、毎週発行している広報紙の発行費用の基本料金について、ことし5月、経費負担が認められている以上の政務活動費が支払われていると市議会の別の会派から指摘を受け、その後ことし9月、会計処理の不十分さを認め、資料が保存されている過去5年分を計算し、差額分およそ10万円を返還する方針などを示しました。
しかし、市議会議員3人からの請求を受けて政治倫理審査会が設置され16日、1回目の審査会が開かれました。
この中で、審査を請求した議員は「指摘を受けてから長期間にわたり会派全員で放置していた」などと批判し「市議団に所属する議員4人の対応は政治倫理基準に違反する行為だ」と主張しました。
委員会は今後、市議団の議員から経緯を聞くなどして、条例で定める倫理基準に反するかどうか結論を出すことにしています。
政治倫理審査会の本間正芳委員長は「市議団の議員に話を伺った上で、倫理基準に反しているのか、疑惑を持たれる行為があったのか判断していきたい」と話していました。
広報紙発行費用 条例で定める倫理基準に反するか結論へ|NHK 山形県のニュース - nhk.or.jp
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